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Services

 ヘルメス株式会社(以下「当社」という)は、産学連携の推進およびSTEM教育の推進を目的として、平成28年12月に設立された。社名は、ギリシア神話のオリュンポス十二神の一人、ヘルメスにちなんでいる。ヘルメスは、数、天文学、度量衡、火の起こし方等を発明した技術の神、と言われており、当社も「テクノロジーで世界を変える」をスローガンとしている。

 産学連携推進事業では、当社の得意な電気やITの専門知識・技術を活かし、企業と大学との共同研究をコーディネートしている。またSTEM教育とは、「Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)」の頭文字を取った造語で、これら理工系の知識を統合的に学ぶ教育をいう。米国において戦略的に科学技術人材を育成しようと始まったもので、米国では重要な国家戦略のひとつとなっている。日本でも、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組みや、2020年からの小学校におけるプログラミング教育必修化など、科学技術人材育成への取り組みが始まっている。

高効率NOx除去装置の開発

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 今日,地球温暖化などの地球規模の環境破壊が大きな問題となっている。地球規模の環境問題の一つに酸性雨が挙げられる。酸性雨が地上に降ることで河川など水源の酸性化による生態系への影響,土壌の酸性化による農作物や植物への影響,建物や文化財の腐食による被害が起こる。酸性雨とは,主に工場や火力発電所,自動車などから排出された窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が空気中の水分と結びつき,雨となって地上に降り注ぐことである。そのため,工場や火力発電所,自動車などの排ガス中の窒素酸化物や硫黄酸化物を除去する必要がある。そこで,小型で低コスト,処理能力の高い排ガス処理装置が必要となってくる。そのため,産学連携事業で高電圧パルス発生装置を用いたNOxの除去装置の開発を行うこととした。

高濃度・高効率のオゾン生成

 オゾンは,水処理や半導体基板洗浄等で盛んに利用されているが,殺菌,脱臭,脱色,更に近年では医療,バイオ,農業等新しい分野への応用が広がりつつある。実用型オゾン発生器の多くは,誘電体バリア放電(無声放電)を用いたものが一般的であるが,O2の解離を効率よく行えるのではという期待から,立ち上がりの速いパルスを発生できるナノ秒パルスパワー発生装置でオゾン生成を試みた研究結果も報告されている。当社では,産学連携事業でパルス電源により発生した高電圧パルスを誘電体バリア放電型リアクタに印加して,オゾン発生装置の開発を行っている。

人工知能を用いた360度室内写真分析

 子供向け写真スタジオ事業は近年の動向として第三世代と呼ばれる子供向け写真スタジオが都内を中心に勃興しています。

 子供写真向けスタジオ事業において無線LANを利用した自動画像連携処理、ウェアブル端末でのデータ観測、AIを活用したシステム構築により自動的に画像を選定・処理するシステムを構築します。

STEM教育

 STEM教育とは、科学、数学領域に重点をおいた子どものための教育のことである。アメリカにおける教育のキーワードで、日本でも近年注目されつつある。文部科学省は、理科教育・科学技術教育の充実を図ってはいるが、STEM教育を国家戦略と位置付けているアメリカを代表とする各国に比べるとそこまでの大きな活動とは言えない。そこで、今後自社製のSTEM教育用教材の販売やeラーニングを進めていきたいと考えている。

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